院長からのメッセージ──クリニックとして出来ること──
大変物騒な世の中になっていますが、皆さんは、元気でお過ごしでしょうか?
毎日、新型コロナウイルスに何人が感染し、今までの最高数だとか、海外の医療崩壊が進んでいるとか、そんな報道が目立ちます。
不要不急の外出を自粛させる効果はあると思いますが、少々気が滅入りますね。
例年ですと、3〜5月頃は季節の変わり目のせいか、関節痛、腰痛、首痛などでたくさんの患者さんが治療を求めてクリニックに来院されます。
当院は、整形外科クリニックですので、原則、熱発した患者さんや肺炎の患者さんは来院されません。
しかしながら、この新型コロナウイルスは無症状や軽症状の方も、一定の確率でいらっしゃいます。
こんな事を言うと、明日から患者さんが来なくなるかもしれませんが、毎日100人以上の患者さんの出入りがある当院では、新型コロナウイルスに感染された方が、いつ腰痛や膝痛で来院されているか分かりません。
肺炎症状や熱発があれば、未然に防げることもありますが、何もなければ誰も気づけません。
恐らく全国のクリニックや病院もそうだと思います。
だからこそ、患者さん一人ひとりの感染対策が大事になってきます。
そんな中、当院の受付やリハビリのスタッフは、感染リスクが非常に高い職場にも関わらず、毎日いつも通りの笑顔で与えられた仕事をしています。
医療従事者としてのプライドで、患者さんのために頑張ってくれています。
私もいつ感染するか分かりませんが、医療人として自分が出来る限りの感染防御をしながら、いつも通りの整形外科治療をしていきます。
そして、院長として大切なスタッフを守るために感染対策を実施していくつもりです。
1日でも早くこの緊急事態が解消されるよう祈り、
自分や家族、クリニックスタッフに感染症状がないことを安堵しつつ、
新しい朝が迎えられることに感謝しながら、
今日も診療していきます。
どうか皆さんもお身体に気をつけて毎日を大切に過ごしてください。
おだ整形外科クリニック院長 小田 博
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