コロナロコモ
2020年4月21日
毎週通院しリハビリしている、元気なご高齢の患者さんが、新型コロナウイルスの影響で約1ヶ月ぶりに来院されました。
「1ヶ月間、お家でどんな生活していたのですか?」
「TVばっかり観て寝て…コロナ怖いですね~」
「あまり歩いてないようですね?」
「家族が外に出るなって言うから…」
「ご自分で体操していないんですか?」
「先生、自分じゃ出来ないですよ~」
久しぶりに診察する高齢者は、このような生活をしている方が非常に多いのです。
確かに、高齢の方が感染すると大変ですが、長い期間歩行や運動をしないと、コロナが収束しても寝たきりで動けなくなる可能性もあります。
整形外科医としては、このコロナショック後の「ロコモティブシンドローム」の増加が懸念されます。
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、骨や関節、筋肉などの運動器が衰えて立ったり、歩いたりする機能が低下している状態のことです。
そうならないためにも、人混みや集会を避けて、家の周りなど歩き馴れた所を歩いてください。
ご家族の方も声をかけて、なるべく歩いて運動するようにしてあげてください。
最近、このコロナの影響によるロコモティブシンドロームを「コロナロコモ」という造語で表現し始めています。
「コロナロコモ」が増えないよう、医療機関だけでなく、社会全体で高齢者を見守っていかなければなりません。
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