みんな緊張感の中で働いて
2020年4月23日
今日も患者さんが少なめです。
そんな外来が終わる頃、
「朝から37.5度くらいの熱があって、膝が痛いという患者さんからお電話です。先生どうしますか!?」
受付さんから相談がありました。
いつもなら何の問題もなく診察するケースですが、一瞬、新型コロナウイルスが頭をよぎります。
熱はあるが、膝が痛くて困っている。整形外科医として診られない理由はない。
「OK!受けるよ」
患者さんが来るまでの間、ざわつく院内とオペレーションを確認する私。
結局、患者さんの症状は、ひっかき傷からの「細菌感染」で大事には至りませんでした。
しかし、こんな状況ですから、どうしても新型コロナ感染を疑ってしまいます。
今、患者さんは少ないため、体力的には疲れませんが、毎日ピリピリした緊張感の中で働くことは少なからず精神的ダメージがあるのかもしれません。
こんな状況下で、スタッフは良くやってくれています。
先日のスタッフミーティングでは、クリニックの診療とみんなの生活は絶対に維持するから「団結して頑張ろう!」と話し合いました。
先が見えず不安な毎日ですが、絶対に乗り越えようと誓いました。
odaseikei142