爪を切ろう!
2020年4月24日
「最先端」の医療って何か分かりますか?
それは爪の治療です。
人間の「最先端(末端)」に爪はありますから(笑)。
爪って自然に伸びるし、曲がったら巻き爪になるし、人によっては厄介なものですよね。
当院でも爪の治療を行なっています。
基本的には巻き爪、爪周囲の感染などですが、時々「ただ爪を切ってください」という患者さんもいらっしゃいます。
自分では切れないくらいに視力が落ちていたり、手先が不自由だったり、カラダが硬くなっていたり…。
そんな時は、私が切るわけですが、爪を切っているといろんなことが頭を巡ります。
歳をとること、カラダが動かなくなること、目が見えなくなること、家族がいないこと、身のまわりを気遣う人がいないこと、頼っても助けてくれない人、そのままでもいいやと思う人…そんなことを感じながら、患者さんの爪を切っています。
爪を切ってあげることに、私は何の抵抗もありません。
結構うまく切れますし、喜んでくれる患者さんがいますから。
爪を切ることに資格はいりません。プロもいません。許可も必要ありません。
あるとしたら、爪切りでケガさせたら…マズいってことでしょうか。
さあ、今日も爪を切ろう!その時に感じた思いを胸に爪を切ろう!
時にはこんな気持ちで診療しています。
odaseikei142