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おだ整形外科クリニック
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【髄液と神経痛】 「髄液」って聞いたことありますか?

2020年5月29日

「髄液」って聞いたことありますか?

「髄液」は「脊髄」がゆったりと
存在できるために必要な水分です。

「髄液」というお風呂の中に
「脊髄」が浸かっている状態を想像してみてください。

「髄液」は、毎日約500mlつくられて
循環しているので快適です。

体内に存在する
血液、リンパ液、髄液などには一定の圧があります。

「血圧」はよく知られていますね。

髄液にも「髄圧」があって、
この「髄圧」が下がると、
整形外科的に問題になるのが、
腕や脚に痛みが走る神経痛です。

ゆったり入っていたお風呂の水が少なくなると、
身体が浴槽にあたって快適ではなくなりますよね。

髄圧が下がると、ゆったりできなくなった
脊髄や神経が、
どこかに触れたり圧迫されたりして
神経痛が出てきます。

この「髄圧」は
気圧の変化に左右されます。

梅雨の季節は気圧が下がります。
気圧が下がると、
髄圧も下がり、
神経痛が出やすくなるのです。
もともと症状がある人は、
さらに悪化するのでやっかいですね。

少し変だなと感じたら、
身体を温めて水分補給をしっかり取ることが大事。

温かい飲み物なら、なお良しです。

それでも
症状が辛い人は、
早めに整形外科を受診してください。

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