膝の“水”
2020年5月2日
よく「膝に“水”がたまる」って言いますよね。
この場合の“水”とは「関節液」のことです。
当院は整形外科ですから、このような症状の患者さんが大勢いらっしゃいます。
関節などの運動器に“水”がたまるのは、炎症が起きている状態からの治癒過程です。
よほど痛みが強い時や、膝が曲げられない時は注射で“水”を抜く場合があります。
患者さんに「水がたまっています」と説明すると、
「お金は貯まらないのに、どうしてお水ばっかりたまるのかね~」
決まってこう切り返してくれます。
そんな時は、
「お金と同じように水もそのうちなくなりますよ」
冗談で返してあげると、患者さんは笑って安心してくれます。
辛い症状の患者さんが少しでも笑顔になってくれたらいいですね。
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