テニス肘
2020年5月9日
今日は、変わった病名の「テニス肘」について。
正式な病名は、「上腕骨外側上顆炎」と言います。
「テニス肘」の方が可愛いですね。
ものを握る仕事やお掃除、お料理の際やパソコンのキーボードなどを使う人に多く発症します。
「テニス肘」というネーミングですが、テニスをしない患者さんの方が多く、なかなか治らずに困っている患者さんも多いのが特徴です。
手首と肘をつなぐ筋肉の柔軟性が低下すると、「テニス肘」になりやすいので、手首と肘の位置を変えながらストレッチすると効果的です。
ものを持つことも困難な場合は、消炎鎮痛剤の内服、注射、またはリハビリテーションや装具療法が必要になります。
可愛い病名ですが、にっくき病気だと思ってます。
odaseikei142